競艇初心者ガイド－競艇の応用知識－

ボートレースの見どころはスタートの攻防

ダッシュスタートとスロースタートの特徴の違いは？

ボートレースの見どころのひとつは、スタートの攻防であり、スタートにはいくつかの種類があることを知っておくと良いでしょう。スタートの攻防については、ダッシュスタート、スロースタートなどがありますが、ダッシュスタートとはスタートラインから200m以上の地点から助走してスタートすることを言い、1艇から6艇までのコースの配置によっては、スタートの攻防の仕方が変わってくることもあります。

ボートレースでは、アウト寄りに位置する4～6までのコースで、ダッシュスタートとなる傾向にあります。

ボートレースのスタートの攻防では、スロースタートと呼ばれる方法もあります。スロースタートとはスタートラインから150m以内の位置からスタートすることを言い、とくに1～2コースの場合は、スロースタートになるのが一般的です。
このスロースタートのメリットとデメリットをひとつずつ挙げると、スタートを合わせやすい反面、スタート時に最高スピードに達することが難しいことです。

ダッシュスタートはその逆で、スタート時には最高速度までなりやすい反面、スタートを合わせるのが難しくなります。

スタートタイミングを合わせるための重要ポイントとは？

ボートレーサーがスタートタイミングを合わせるには、何が重要ポイントになるのでしょうか。スタートタイミングを合わせるための重要ポイントは、定時定点とよく言われていますが、これには速度と場所と時間が大きく関わってきます。定時定点とは、ボートレーサーがスタートタイミングを合わせるのに、使う方法や考え方のことを言い、ボートレーサーは、これまで数々のボートレースに出場してきた中で、定められた地点や時間についてどれくらいの速度で通過すればスタートタイミングをきっちり合わせることができるのか、経験の中でそれを身につけています。

ボートレースにおいて、よく言われているのは残り10秒で200メートル地点を通過して、150m地点を残り8秒で通過する、これが一般的な目安とされています。