競艇初心者ガイド－競艇の基礎知識－

競艇・ボートレースの基本的なルールを知っておこう

競艇は他の公営競技よりも的中する確率が高いのが魅力

そもそも競艇とは、どのようなものを指しているのかご存知でしょうか。「競艇」という言葉には"競"の漢字が入っているので、「競争」を意味することは想像がつくと思います。競艇は、オートレースや競馬、競輪と同様に公営競技のひとつであり、競艇のことをボートレースとも言います。

競艇は、厳密に言えばモーターボートを運転する競艇の選手が集まり、6艇で水上にて順位を競い合う競技です。水上コースは1周で600m、それを3周するので1800mの距離を競い合う形になります。見ていてとてもスリリングな魅力があり、競馬や競輪ともまた違った迫力が感じられ、競争するのは6艇ですから、他の公営競技と比較しても当選確率が高くなっています。

6艇のモーターボートの色分けについて

6艇のモーターボートは、1号艇から6号艇までそれぞれ色があります。1号艇は白、2号艇は黒、3号艇は赤、4号艇は青、5号艇は黄色、そして6号艇は緑と決められており、競馬や競輪のようにどのモーターボートが1位になるのか予想をするのですが、6艇のうち、どの艇が勝利を収めるのか、スタートからゴールまで一瞬たりともレースを見逃せません。

ボートレース特有のスタートに注目！

それでは、競艇のスタートの方法はどのような感じなのでしょうか。小学生の徒競走のように「位置に着いて、よーい、ドン！」のかけ声で始まるのではなく、ヨットレースのスタート方式であるフライングスタートと呼ばれる方法が採用されています。徒競走を例にとるとわかりやすいですが、競い合いをする直前に参加者が完全に静止した状態でスタートするのとは違い、フライングスタートではあらかじめ決められた時間内にスタートラインを通過するのが特徴です。

ボートレースのフライングスタート方式について

スタートする時点で、すでに1号艇から6号艇までのモーターボートで、誤差が発生することになります。フライングスタートは、スタートするタイミングがそれぞれずれることから、不正出発といった呼び方をすることもあります。もちろん、少しでも早くスタートすれば、レースが有利になりますが、スタートから出遅れた場合は、少しでも早く追いついて追い越さなければなりません。

ボートレースの面白いところは、独自のスタート形式があり、競艇を観戦する人たちは最初のスタートから見ているだけで緊張感が高まり、どの艇が追い抜き、どの艇がゴール直前になって追い越すのか、最後まで目が離せません。

フライングスタート方式では、1秒以上の遅れで通過すると出遅れと判定され、欠場なりません。遅れるだけではなく、大時計が0秒の表示前に通過するとフライングとみなされ、その場合も欠場することになるわけですから、ボートレースの世界は厳しいですね。もちろん、欠場したボートに関する舟券は、きちんと払い戻しされるのでその点は安心ですね。