競艇初心者ガイド－競艇の応用知識－

ボートレースのターン術の種類と特徴について

もっともオーソドックスなターン術とは

ボートレースにおいて、もっともオーソドックスで初歩的なターン術は、ターンマークの手前でスピードを落として、ハンドルを切り、180度方向転換しながら次第に加速度をつけて一直線に進みハンドルを戻すことです。

多くのボートレーサーが用いる全速ターンとは

ボートレースでは、全速ターンの手法がよく用いられており、出場するほとんどのボートレーサーが身につけています。旋回する時にスロットルレバーを放さずに加速したまま旋回する手法のことを言い、よりスピーディーに旋回するために行うものです。

高度なターン術と言えばモンキーターン

いくつかのターン術の中でも、もっとも難しいと言われているのがモンキーターンと呼ばれる手法です。よりシャープでスピーディーなターン術、そして旋回半径をより小さくして誕生したのが、このモンキーターンです。

当初、ボートレースではモンキーターンが容認されるまでには時間がかかったとも言われていますが、あるボートレーサーがモンキーターンを用いて良い成果を出したことから、他のボートレーサーからも注目されるようになりました。

ボートの上に前に傾いた姿勢で立ち上がって、右足の重さでサイドをかけてターンするのが、モンキーターンの大きな特徴です。モンキーターンという名前の由来は、競馬のモンキー乗りによく似ていることです。実際のボートレースでは、複数の艇が横並びにモンキーターンをする光景も見られることがあります。